今回公開するのは、以前公開したコンクリートバリケードにフォークリフト用の溝を追加したものです。
今回のペーパークラフトは3種類の難易度に分かれています。
難易度ごとの違いはこちら↓
本記事では中級者、上級者向けのものについて紹介します。
初級者向けのものはこちら↓
以下のリンクより、PDF形式(A4サイズ)で入手できます。
1/24バリケードver.2(中級者、上級者向け)のデータを開く
利用規約
当サイトで公開しているペーパークラフトのデータについて、
・ご利用は非営利目的に限ります
・改変や修正、二次的著作物の作成はできません
・印刷倍率の変更は可能です
・印刷後の加工(ロゴや文字を手書きする、別途印刷したデザインを貼り付けるなど)は可能です
・ご利用により生じた損害・トラブル等について、一切の責任を負いかねます
ペーパークラフトの作り方についてはHow to記事をご参照ください↓
How toカテゴリーの記事を見る
また、ペーパークラフトで使用する道具については次の記事をどうぞ。
Step1 印刷する
まずはデータを印刷しますが、データを見ていただければわかるように、1部印刷するにつきペーパークラフトを2つ作ることが出来ます。
また、1つのペーパークラフトは2つのパーツで構成され、パーツBは中級者向けでは使いません。
印刷サイズ
印刷時には印刷プロパティなどで「実際のサイズ」を選択すると、設計通りのサイズで印刷されます。
正しく設計通りのサイズで印刷された場合、ブログタイトル(とんとんペパクラ倉庫)のアンダーラインの長さが6cmになります(下図参照)。
図の部分が6cmなら設計通りのサイズ
(画像は別のペーパークラフトのデータです)
Step2 切り出す
以降、上級者向けの作り方について説明していきます。
中級者向けのものを作る際は、パーツBを無視して作ってください。
データを紙に印刷できたら、まずは大まかに切り出し、使い古しのボールペンなどで折り目をつけておきましょう。
(なお、印刷された線はところによって点線っぽかったり実線っぽかったりして見えますが、線の見た目に特に意味はありません)
大まかに切り出し、折り目をつけた
そして、外形に合わせて切り出します。
(パーツBの一部が白いのは、透け防止です。)
切り出した状態
Step3 組み立て
今回のペーパークラフトは折り目のほとんどが山折りです。
谷折りする箇所は随時示します。
底面の組み立て
複雑な形状をしている底面から組み立てていきます。
まず次の図で囲った範囲の折り目を折り曲げます。
(ピンクの線で示したところは谷折りです。)
折り曲げた様子(表)
折り曲げた様子(裏)
各部を貼りあわせていきます。
まずパーツAを裏返し、次の図のピンクで示した箇所を目安に、最寄りののりしろを貼りあわせます。
貼りあわせた様子
各面同士が直角になるように注意する
続いて、次の図のピンクで示した箇所を目安に、パーツBを貼りあわせます。
このとき、パーツBの長辺側ののりしろが
パーツAを跨ぐようにする
パーツBの長辺側ののりしろにのりをつけ、パーツAと貼りあわせます。
ピンクで示した箇所がのりしろ
計4箇所同様に貼り合わせ
ここまでできたら底面の組み立てが完了です。
組み立てた底面(裏)
側面の組み立て
続けて側面の組み立てです。
先ほど後回しにした折り目を折り曲げます。
ピンクの線で示したところは谷折り
折り曲げた状態
そして、次の図のようにして側面同士や側面と底面を貼りあわせます。
このとき、天面側から順に貼り合わせていくと形が整えやすいです。
矢印で示した箇所を貼り合わせ
貼り合わせた様子
そして残った側面について先ほど同様に貼り合わせ、底面ののりしろとも貼り合わせれば完成です。
Step4 組み立てる
組み立てる前に、先ほどつけた折り目にあわせて紙を折り曲げておきます。
切り出す際に余白を残しておいたところについては、余白を持ってゆっくりと力を加えて折り曲げてください。
折り曲げたら余白は切ってしまいます。
折り曲げた様子
のりをつけて組み立てる
それではのりを使って組み立てていきます。
まず底面および底面につながっている側面を、両隣の側面を貼り合わせます。
このとき、天面側から順に貼り合わせていくと形が整えやすいです。
矢印で示した箇所を貼り合わせ
貼り合わせた様子
そして残った側面について、先ほど同様に貼り合わせ、底面ののりしろとも貼り合わせれば完成です。
完成！
完成(中級)。
完成(上級)。
フォークリフトで運んだり…
遮蔽物にしたり…
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