ペパクラ講座①【切り方編】

ペパクラ講座①【切り方編】

ペーパークラフトを作る際の「切り方」について解説していきます。

当ブログで公開しているペーパークラフトを作る際も同様のやり方で切っていますので、参考にしてみてください。

 

使う道具

①カッターマット
必需品。

②定規
私が使っているのは正確にはものさしの類い(曲尺)ですが、
便宜上「定規」と呼びます。

③カッターナイフ
OLFAの特専黒刃が切れ味鋭くてお気に入り。

④デザインナイフ
出番は少ないですが、あると便利。

道具の詳細については次の記事を参照してください。

輪郭の切り方

まずは輪郭、すなわち「のりしろではない部分」の切り方です。

輪郭を切るときは切り線の外側に定規を当て、定規からわずかに線が見えるくらいにしてカッターで切ります。


赤い線に定規を当てたときの様子
わずかに線が見えている


定規を当てたまま、カッターで切ってみた
線を残して綺麗にカットできている

このとき、刃が定規の縁を沿うように、カッターを少し傾けて切ります。


左の図のように刃先が定規に接するように

輪郭線は完成後も見えるところなので、丁寧に切っておきたいところです。

のりしろの切り方

次に、のりしろ部分の切り方です。

のりしろは完成後に見えないので、フリーハンドで切ってしまうことが多いです。

ただ、のりしろを大まかに切りすぎると組み立て時にのりしろ同士が干渉するなど、組み立ての邪魔になることがあるので、線ごと切り取ってしまうと良いです。


のりしろは線を残さないほうが良い

ただ、線を切り取ってしまうと切り込み同士がつながらないことがあるので、そんなときはデザインナイフの先端を使います。


丸で示した箇所に切り込みが足りていない


デザインナイフの先で切り込み同士をつなげる

また、細長いのりしろは余白を残しておくと折り曲げるときに楽です。


このようにしておくと、折るときに楽
折ったら余白は切り取ります

切り方の講座は以上です。

以降の講座はこちら↓